Apple、MacBook Pro Retinaディスプレイの設定をサポートFAQとともに解説

Apple のサポート Web サイトの「よくある質問」ページでは、低解像度モードでの新しい画面の機能と Microsoft の Windows オペレーティングシステムに関する混乱を解消するために、Retina ディスプレイを搭載した新しい MacBook Pro の設定に関する詳細な情報を提供しています。

このページは火曜日に最後に更新され、MacNNによって注目され、新しいラップトップのスケーリングされた解像度と Retina 設定の違いについて説明しています。

Apple は記事の中で、OS X Lion に含まれるすべてのアプリケーションが Retina ディスプレイをサポートしていることも指摘しています。

「さらに、iPhoto、iMovie、iTunes、Aperture、Final Cut Pro X、Motion はすべて Retina ディスプレイをサポートしています」とページには記されている。

アプリケーションで「機能上または視覚上の問題」が発生しているユーザーには、Finder でアプリケーションを低解像度モードに切り替えるように指示されます。

FAQ には、「一部のアプリケーションは低解像度モードで最適に動作します。他のアプリケーションは低解像度モードでのみ動作します」と記載されています。

3Dゲームなど、独自の解像度設定を使用するアプリケーションの場合、Appleは1440 x 900の解像度を推奨しています。Blizzardの「Diablo III」は、新しいMacBook Pro Retinaディスプレイで2880 x 1800の解像度をフルサポートする数少ないタイトルの一つですが、スタジオはパフォーマンス向上のためのさらなる最適化に取り組んでいます。

Appleは、ハイエンドノートパソコンで外部ディスプレイを使用するオプションについて詳細な回答を提供しました。また、拡張デスクトップモードでは、Optionキーを押しながら「スケール」ボタンをクリックすると、より多くの解像度の選択肢が表示されるというヒントも提供しました。

Windowsユーザーの皆様は、Boot Camp経由でのWindows 7のインストールがRetinaディスプレイでサポートされていることを知って安心されることでしょう。ただし、記事では、新型MacBook Proではデフォルトで最大dpi（144dpi、または150%の拡大率）に設定されているため、Windowsが自動的に小さいアイコンで起動すると指摘されています。ユーザーはWindowsのディスプレイコントロールパネルで設定を調整できます。

AppleのMacモデルとして初めてRetinaディスプレイ画面を搭載したMacBook Proは、OS Xの高解像度への移行を先導しています。このノートパソコンは概ね好意的なレビューを受けており、特に画面は高く評価されています。

しかし、新しい画面にも問題がないわけではありません。一部のMacBook Proモデルで画面の残像現象が発生しているという報告が散発的に出ています。Apple Geniusの技術者は画面の交換を指示されたと報じられていますが、需要が殺到しているため、一部のユーザーは最大3週間も待たされているとのことです。

最近の報道を信じるならば、Appleは今秋、13インチMacBook Proという形で、Retinaディスプレイ搭載のMacを新たに追加する可能性があります。AppleがiMacオールインワンデスクトップもRetinaディスプレイにアップグレードするとの噂もありましたが、複数の情報筋が最近、あるブロガーに対し、2013年までは実現しないと伝えました。