ジョシュ・オン
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マーケティング会社 BlueKai は、典型的な iPad 購入者のプロフィールをまとめ、AllThingsDが指摘したように、これら 3 つの特徴を「購入する可能性が非常に高い」カテゴリに挙げました。
科学者や医療従事者、海外旅行者、アパート住まい、オーガニック食品の支持者も、このリストで高い評価を得ました。同社はまた、ビタミン剤を服用している人、国内出張者、夫婦、大学卒業生もiPad所有者に共通する特徴として挙げています。
BlueKaiは、他の調査会社のデータポイントも含め、調査結果をまとめたインフォグラフィック(下記)を作成しました。comScoreによると、タブレット所有者の45.9%は年収10万ドル以上の世帯に属しており、ニールセンの調査では、iPadの使用の70%はテレビの前で行われていることが分かっています。
同社が挙げた特性の多くは一見無関係に思えますが、iPadの具体的な使用例を反映しているものもあります。例えば、Appleはタッチスクリーンタブレットが医療業界で採用されており、医療分野をサポートするアプリケーションがますます増えていると見ています。さらに、海外旅行や国内旅行をする人にとって、軽量で持ち運びやすいデバイスを使用する機会が増えると考えられます。
iOSゲームの台頭は、iPadユーザーがビデオゲームを購入する可能性が高いという事実をも説明しているかもしれません。最近の調査によると、iOSとAndroidは現在、米国における携帯型ゲーム収益の58%を占めています。この2つのプラットフォームは、2009年には市場シェアのわずか19%、2010年には34%を占めていました。
iPadはApple TVと組み合わせれば、ゲーム機にとって脅威となる可能性さえあります。iOS 5の新機能AirPlayミラーリングを使えば、ワイヤレスで大画面のマルチプレイヤーゲームが楽しめるからです。ゲーム大手の任天堂は、モバイルゲームへの移行の影響を痛感しており、2012年度下期には200億円(2,630万ドル)の損失を見込んでいます。
最近の調査によると、iPadは若い世代にも大きな人気を博しています。ニールセンはアメリカの子供3,000人を対象に調査を行い、6歳から12歳の子供と10代の若者の両方がiPadに最も興味を持っていることを明らかにしました。
わずか18ヶ月で、iPadはAppleの収益の大きな部分を占めるに至りました。直近9月四半期のiPad販売台数は過去最高の1,112万台に達し、これはMacの販売台数の2倍以上です。Appleは2012年中に5,000万台以上のタブレット販売を見込んでいます。