ソニー、アップル幹部をソフトウェア開発の責任者に迎え入れる | AppleInsider

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ティム・シャーフはアップルコンピュータ社を退社し、ソニー株式会社に移籍し、新設されたソフトウェア開発担当上級副社長に即時就任しました。

シャーフ氏はアップル社において、インタラクティブメディア担当副社長を含む様々な役職を歴任しました。MacとiPodのメーカーである同社において、シャーフ氏はQuickTimeプラットフォームの開発と保守管理など、多大な貢献を果たしました。

シャーフ氏はアップル入社前、ニューイングランド・デジタル社で音楽シンセサイザー「シンクラヴィア」の開発に携わっていました。ソニーでは、これまで分散していた機能を統合し、全社に重要なプラットフォームサポートを提供する単一の組織にすることを目標としています。

シャーフ氏は、執行副社長兼技術戦略担当役員の木村啓二氏に報告します。

「今日の世界では、デバイスやサービスのための一貫性があり拡張可能なソフトウェア プラットフォームを持つことが重要です」と木村氏は述べています。

「ソフトウェアは、ソニーの優れた製品を生み出す上で、そして相互運用性を確保することでソニーのデバイスとサービスの価値を高める上で、明らかに重要な要素です」と、ソニーの会長兼最高経営責任者であるハワード・ストリンガー卿は述べています。「ティムの専門知識はソニーチームにとって非常に重要な戦力となります。彼は、ソニーの製品ライン全体にわたるユーザーインターフェースと機能に、統一された直感的なソニーの『ルック・アンド・フィール』を開発し、展開する責任を担うことになります。」

シャーフ氏はサンノゼを拠点とし、ソニーの事業部門、デザインセンター、製品企画およびエンジニアリング、さらに標準規格、知的財産、ライセンスおよび事業開発のコーポレートセンターと連携する技術者およびビジネスプランナーを含む新設チームのグローバルな責任を負うことになる。