AppleInsiderスタッフ
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新しいGameCircleには、Kindle Fireタブレット向けアプリケーションを開発する開発者向けに、実績、リーダーボード、同期機能が搭載されています。このサービスはすでに「Temple Run」「Doodle Jump」「Triple Town」といった人気ゲームでベータテストされています。
「私たちの目標は、開発者の皆様に、新規顧客に迅速かつ容易にリーチし、エンゲージメントを維持するための優れたツールを提供することです」と、Amazonのアプリ、ゲーム、サービス担当バイスプレジデント、ポール・ライダー氏は述べています。「そのため、リーダーボード、実績、同期といった機能向けに、簡単に統合できるAPIを開発しています。また、4月にはアプリ内課金APIも導入し、開発者の皆様がアプリやゲーム内でシームレスなワンクリック購入体験を提供できるようにしました。そして、この取り組みはまだ始まったばかりです。」
GameCircleの実績機能により、プレイヤーは各ゲーム内で獲得したトロフィー、宝物、バッジ、賞などをすべて追跡できます。また、実績を追跡するためにゲーム内メッセージを受け取ることもできます。
GameCircleのリーダーボードでは、ゲーム内でスコア比較情報とパーセンタイルランキングを表示できます。これにより、プレイヤーはトッププレイヤーや競合相手との順位を確認できます。
同期機能により、プレイヤーのゲーム進行状況をクラウドに保存することもできます。これにより、削除したゲームを復元したり、デバイスを変更したりした場合でも、中断したところからすぐにゲームを再開できます。
これらの機能は、AppleのiOSデバイス向けゲームソーシャルネットワーキングサービスであるGame Centerで提供されている機能に似ています。2010年にiOS 4で初めてリリースされたGame Centerは、統合されたフレンドシステム、リーダーボード、アンロック可能な実績など、MicrosoftのXbox Liveサービスから多くのヒントを得ています。
今月、AppleはOS X 10.8 Mountain Lionのリリースに伴い、Game CenterをiOSだけでなくMacにも拡張します。このOSアップグレードにより、Mac、iPhone、iPad間でのクロスプラットフォームプレイが可能になります。