ロジャー・フィンガス
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インテリジェント・エナジーというイギリスの企業が、デバイスのサイズを変えずに充電式バッテリーと水素燃料電池の両方を統合したiPhone 6の実用バージョンを製造したと報じられている。
プロトタイプを公開したテレグラフ紙によると、変更点はヘッドホンジャックを充電用に再利用することと、背面に少量の水蒸気を放出する通気口を設けることのみだという。この技術を搭載した市販製品(必ずしもiPhoneではない)には、燃料カートリッジ専用のスロットが設けられ、各カートリッジにはiPhoneを約1週間駆動させるのに十分な量の粉末が充填される。
テレグラフの報道では、インテリジェント・エナジー社はアップル社と「緊密に協力している」と主張しているが、両社ともこの件に関してコメントを拒否した。
インテリジェント・エナジーのコーポレートファイナンス責任者、マーク・ローソン=ステイサム氏は、商用製品化は「数年先」だと警告した。さらに、「パートナーがどれだけ早くボタンを押して開発を進めたいかが重要だ」と付け加えた。
iPhoneを含むほとんどのスマートフォンは、USB経由で充電するリチウムイオン電池を使用しています。しかし、バッテリーの持ち時間が短いため、1日に1~2回充電する必要があります。
バッテリー寿命の延長はAppleにとって常に重要な課題です。しかしながら、これまでAppleが水素に関する研究で知られているのは、一連の米国特許だけです。