ケビン・ボスティック
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グーグルは昨年、カリフォルニア州ロスアルトスに拠点を置くWIMM Labsを買収した。これは、この検索大手が、これまで明らかにしてきた以上にウェアラブル技術への大きな進出を準備していることをほぼ確実にしている。
Googleが独自のスマートウォッチデバイスを開発中だという噂は、Appleの「iWatch」をめぐる同様の噂が浮上した直後に広まったが、現在、情報筋はGigaOMに対し、Googleが既存のスマートウォッチへの取り組みをさらに活性化させるためにWIMM Labsを買収したと伝えている。
この買収は昨年、WIMMがWIMM Oneスマートウォッチの販売を中止し、Twitterアカウントを閉鎖し、自社ウェブサイトで「当社の技術に関して独占的かつ秘密保持契約を締結した」と発表した際に行われたと考えられている。
WIMMの買収により、Googleはウェアラブルコンピューティング分野から高度な人材プールを獲得すると、専門家は指摘している。報道によると、Googleはスマートウォッチプロジェクトを、Google GlassやGoogleの自動運転車を開発するGoogle X部門に委託することを検討していたという。しかし、WIMMはAndroid部門内で開発を進めている。
Google Watch製品が今後登場すれば、競争が激化する市場に参入することになる。ソニーのSmartWatch 2やPebbleの製品など、既に市場に出ているデバイスに加え、GoogleはAndroid端末製造の最大手パートナーであるサムスンとの競争に直面することになる。韓国の複合企業サムスンは既に、新型スマートウォッチ「Galaxy Gear」を来月初めにベルリンで発表することを発表している。
これらに加えて、Appleが独自の製品でこの分野に参入する可能性も常に浮上しています。iWatchに関する最近の噂では、2014年の発売が見込まれています。Appleのこのデバイスは、生体認証とセンサーに重点を置くと考えられています。このようなデバイスは、Apple CEOのティム・クック氏の考えとより一致する可能性があります。クック氏は以前、Appleがスマートウォッチ分野に参入するのであれば、「人の行動を変えること」が焦点になると示唆していました。
更新: GoogleはAllThingsDの買収を認めたが、同社やその技術をどう活用する予定かについてはこれ以上のコメントは控えた。