Appleは昨年、キーボードアプリメーカーのDryftを買収したと報じられている。

Appleは昨年、キーボードアプリメーカーのDryftを買収したと報じられている。

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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水曜日の報道によると、Appleは最近、人気のサードパーティアプリSwypeの共同設立者の一人が率いるソフトウェアキーボード開発会社Dryftを買収した。

TechCrunch の報道によると、現時点では、Apple が Dryft のソフトウェア技術に興味を持っていたのか、それともソフトキーボード アプリの開発で長い歴史を持つ起業家である Dryft の CEO ランディ・マースデンに興味を持っていたのかは不明だ。

Appleによる買収に関する財務上の詳細は不明だが、マースデン氏のLinkedInプロフィールには、9月にAppleのiOSキーボードマネージャーとして働き始めたと記載されており、この取引は昨年成立したことを示唆している。マースデン氏によると、現在の職務はiOSデバイスのキーボードと「テキスト入力インテリジェンス」、つまり自動修正機能の管理だという。

Dryftのキーボード技術について、同社のウェブサイトによると、このアプリには3つのコア機能があるという。まず、特許取得済みのタッチタップ技術により、ユーザーが入力中なのか、それとも単に手を休めているのかを判別できる。また、このアプリは同社が「ダイナミックキーボード」と呼ぶ機能もサポートしており、ユーザーの指の動きをトラッキングすることで、画面上のキーボードの表示位置を自動調整する。さらに、Dryftはユーザーの入力スタイルに適応し、入力ミスを減らす。

AppleがDryftの技術をiOSキーボードの将来のバージョンに実装する予定なのか、それともMarsden氏のスキルを活用するために買収によってこの新興企業を買収したのかは不明だ。

アップルは買収を公式には確認していない。