マイク・ピーターソン
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iPhone 14 Pro
ウェドブッシュは、アップルが次のサイクルに向かう中でiPhoneの需要が持ちこたえていることから、アップルの目標株価を200ドルから220ドルに引き上げた。
AppleInsiderが入手した投資家向けメモの中で、アイブス氏はAppleがiPhone 14とiPhone 14 Proの初期注文を9000万台発注したと考えている。これはiPhone 13とほぼ同数だが、需要が安定していることを示唆している。
アイブス氏は、Appleが「iPhone ProとPro Maxのミックスの大幅な変化」を予想しており、2023年までiPhoneの平均販売価格が上昇する可能性があると考えていると述べている。特に、iPhone 14 Proモデルが100ドル値上げされるという噂があるため、これは真実である。
アイブス氏は、供給の観点から見ると、Appleは9月に向けて好調な立場にあると述べている。2022年初頭の新型コロナウイルス感染症によるロックダウンにもかかわらず、Appleは危機をうまく乗り切り、新たな買い替えサイクルの準備を整えたと同氏は述べている。
アイブス氏は長年主張してきたように、依然として相当数のiPhoneユーザーがまだ機種変更を行っておらず、今年こそ機種変更が行われる年だと考えている。具体的には、10億人のiPhoneユーザーのうち2億4000万人が3年半も機種変更をしていないと見ている。
アイブス氏は、不安定なマクロ経済環境にもかかわらず、毎年アップデートするユーザーや、何年も前から議論されてきたいわゆる「スーパーサイクル」の購入者を含めた2023年のiPhone総販売数の基準は2億2000万台になると考えている。
サービス部門も好調で、アナリストは2023年中に900億ドルに達し、2024年には1000億ドルの閾値を超える可能性があると見ている。同氏は、Appleのサービス部門だけで1兆ドル規模の事業だと考えている。
「一言で言えば、マクロ経済の不安定さにもかかわらず、iPhone 14を中心に明確な勢いがあり、アップルの成長ストーリーは健在だと信じている」と同氏は述べた。
アナリストの新たな12ヶ月目標株価は220ドルで、以前の目標株価200ドルから引き上げられた。この新たな目標値は、サービス事業の株価倍率19倍(1.6兆ドル)と、アップルのハードウェア事業の株価倍率7倍(2.1兆ドル)に基づいている。