Apple、「Tiger」をめぐり訴訟、差し止め命令求める | AppleInsider

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アップルコンピュータは、金曜日にリリース予定の新しいMac OS X「Tiger」オペレーティングシステムが同社の商標を侵害しているとして、Tiger Direct Inc.から訴訟を起こされた。

訴状のコピーを入手したブルームバーグによると、インターネットでコンピューターや関連製品を販売するタイガー・ダイレクトは、アップルのタイガーOSが自社の商標名の価値を低下させる恐れがあると主張した。

ブルームバーグによると、オンライン小売業者は、本日フロリダ州マイアミの連邦裁判所に提出した訴訟で、アップルを欺瞞的かつ不公正な取引慣行で訴えた。

「アップルコンピュータは、スティーブン・ジョブズ氏が指揮する全国規模のメディア攻勢を仕掛け、コンピュータ界をタイガー関連の話題で溢れかえらせた」とタイガー・ダイレクトの弁護士は訴状に記した。

裁判所がTiger Directの差し止め請求を認めれば、AppleのTigerの展開は停止される可能性がある。

訴状によると、フロリダ州マイアミに拠点を置くTiger Directは、1987年以来、Tiger商標群を使用してコンピュータおよびコンピュータ関連製品を販売してきた。同社はTiger、TigerDirect、TigerSoftwareという名称の商標を所有している。

小売業者は、アップルの名称使用が「一般購買層に混乱、誤解、欺瞞を引き起こしている」と述べた。

問題の根源はインターネット検索結果にあるようだ。Tiger Directは、Appleが「Apple」という名称を使用したことで、インターネット最大の検索エンジンであるGoogleとYahoo!における同社のランキングに悪影響が及び、通常は上位3位に表示される位置から押し下げられたと主張している。

ブルームバーグによると、タイガー・ダイレクトは連邦裁判所にアップルによる同名称の使用を差し止めるよう要請した。

オンライン小売業者は損害賠償と訴訟費用も求めている。

最新情報: Tiger Direct は、Tiger の発売予定日の数日後の 5 月 3 日火曜日に仮差し止め命令の審問が予定されていると主張している。