チャールズ・マーティン
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スティーブ・ジョブズのサインが入った珍しいアップル製品がオークションに出品されます。
アップルコンピュータ社のサイン入り小切手と、アップルの共同設立者スティーブ・ジョブズのサイン入りカセットテープがオークションに出品される。
このイベントはRRオークションのRemarkable Raritiesがオンラインで主催し、入札は2024年9月4日に開始される。ジョブズのサイン入りアイテムはどちらも、Appleの創業初期に作られたものだ。
一つ目は、1976年7月16日付でジョブズの署名が入った手書きの社内小切手です。エルマー・エレクトロニクス社宛てで、金額は10.52ドルでした。
スティーブ・ジョブズが署名した、地元の電子機器サプライヤー宛の小切手。
ジョブズ氏も署名した別のアップルコンピュータ小切手は、同年7月23日にラジオシャック宛てに4.01ドルで発行され、2023年末のオークションで4万6063ドルで落札されました。RRオークションは、この小切手が少なくとも2万5000ドルで落札されると予想していますが、9月14日午前10時(東部標準時)時点で、14件の入札があり、1万2650ドルで取引されています。
今回オークションに出品されるもう一つのアイテムは、ジョブズのサイン入りカセットテープです。これはApple IIコンピュータの初期にデータの保存と読み出しに使用されていました。ジョブズのサインが入ったカセットテープとしては、これが初めて知られています。
スティーブ・ジョブズのサインが入った Apple II カセットテープ。
現在、サイン入りカセットテープは8件の入札を経て、最高額2,383ドルで落札されています。オークションハウスは、少なくとも1万ドルの落札を予想しています。
スティーブ・ウォズニアックが設計したカセットインターフェースシステムは、今日の基準からすれば原始的なものではあるものの、初期のAppleコンピューティングにおいては大きな進歩でした。当時の競合システムと比べて、データの保存と取得が4倍高速でありながら、コストも低かったのです。
オークションは9月28日に入札が終了します。