マイキー・キャンベル
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Apple の英国ケンブリッジの新オフィスの予定地。
英国事業の拡大とみられるアップルは最近、廃止された地図アプリ「ピンドロップ」の従業員5人を雇用した。彼らはケンブリッジに建設されると噂される研究開発オフィスに入居する最初のチームの一員になる可能性がある。
TechCrunchによると、Appleは5人のチームを、いわゆる「買収採用」と呼ばれる企業買収プロセスではなく、直接雇用で獲得したという。採用者のうち3人はアプリ開発会社Caffeinehitのソフトウェアエンジニアで、Pin Dropの責任者であるアンディ・アッシュバーンは現在、ロンドンを拠点とするAppleのシニアプロダクトデザイナーとして働いている。
アッシュバーン氏は、資金不足のため、10月31日にアプリを停止すると発表した。PinDrop.comの静的ランディングページでもアプリの停止が確認されており、ユーザーは引き続きローカルでデータを利用できるものの、オフサイトのサービス、データ、ソーシャルメディアアカウントは削除されたと記載されている。
Pin Dropは、ユーザーが頻繁に訪れる場所を保存(ピン留め)し、カテゴリー別にまとめてオンラインで共有できる機能です。このリストは、コミュニティ主導の場所検索ツールとして、登録ユーザーと匿名ユーザーの両方が利用できました。
元Pin Dropチームはその後、それぞれのLinkedInプロフィールを更新し、Appleでの勤務を反映させました。現在、5人全員がロンドンを拠点としています。アシュバーン氏の新しい役職に加え、他の4人のメンバーにはマップデータアナリストと3人のソフトウェアエンジニアが含まれており、そのうち1人はiOSコードを担当しています。
先週、アップルがケンブリッジにある比較的小規模なオフィスへの移転を間近に控えていると報じられました。ケンブリッジは知的拠点であり、既に多くのハイテク企業が拠点を置いています。90ヒルズロードと呼ばれるこの建物は40名の従業員を収容できる規模と推定されていますが、アップルは当初20名でこの事業を開始する予定です。
アップル社はケンブリッジにまだ公式には姿を現していないが、数週間以内には本社と研究開発センターとしてオープンする予定だと言われている。