マルコム・オーウェン
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Apple Maps がアップデートされ、36 か国 175 都市以上の自転車シェアリングサービスの場所が追加されました。これにより、観光客や地域を自転車で回りたい人は、二輪車を提供する最寄りの自転車シェアリングステーションをすぐに見つけることができます。
TechCrunchの報道によると、Appleマップに現在公開されているこの新しいデータは、ユーザーが検索バーに「自転車シェアリング」と入力し、候補リストから「近くの自転車シェアリング」を選択すると表示されるようになったとのことです。また、サービス名で検索すると、特定の自転車シェアリングサービスの結果も表示されます。
検索結果には、ロンドンのサンタンデール・サイクルズのような自治体主導の取り組みと民間サービスの両方が含まれます。対象となるサービスには、ニューヨーク市のCiti Bike、サンフランシスコのFord GoBike、ポートランドのBiketown、バルセロナのBicing、モントリオールのBIXI、ブリスベンのCityCycle、そしてヨーロッパ各地のNextbikeが含まれます。
各スタンドのリストには、サービスの基本情報(住所、運営者の連絡先など)が掲載されており、場合によってはサービスアプリも表示されます。Appleマップでは、各場所の詳細な情報(利用可能な自転車の台数やドックレスサービスかどうかなど)が提供されないため、ユーザーは他の場所でそれらのデータを探す必要があり、アプリの提案は便利です。
新しいデータは、データ分析・可視化企業であるIto WorldからApple Mapsに提供されています。同社は、世界的な自転車シェアリングデータフィードを運営しています。Ito Worldは複数のソースからのデータを統合・正規化し、AppleがMapsで行ったように、サービスへの統合を容易にする単一のデータモデルを作成しました。
AppleはGoogleマップとの競争に挑む中で、公共交通機関向けマップのデータを徐々に改善してきました。ここ数ヶ月で、公共交通機関のルート案内機能をアリゾナ州ツーソンとフロリダ州タンパに拡大したほか、複数の主要空港で乗客が広大なターミナル内を移動できるよう、空港構内図の提供にも取り組んでいます。