ケイティ・マーサル
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マイクロソフトに、待望のVirtual PC 7.0のリリースが遅れている理由を尋ねると、開発、テスト、バグ修正のサイクルが以前のバージョンよりも活発になっているため、リリーススケジュールの調整が必要だと答えるでしょう。しかし、フランスのMacintoshニュースサイトMacBidouilleは、これに異論を唱えています。
同サイトによると、マイクロソフト社は昨日、Apple Franceとその販売代理店の前で、Office 2004の非公式リリースを記念してMicrosoft Office 2004とVirtual PC 7.0のデモを実施した。残念ながら、同ソフトウェアは「まだ不安定」であるため、イベント中に操作できたのはマイクロソフトの担当者のみだった。
Virtual PC 7.0は、G5との互換性と最適化に加え、デュアルプロセッサMacintoshシステムをサポートすると報じられています。また、周辺機器のサポートと管理も強化され、特にUSB周辺機器への対応が強化されているとのことです。
最も印象的なのは、新バージョンではグラフィックカードもネイティブに管理・サポートされるという点です。この機能により、Virtual PC 7.0 を搭載した Macintosh で Windows PC ゲームをプレイするユーザーが増え、ゲームを起動しただけで動作の遅さにイライラして諦めてしまうような状況が解消されます。
プロセッサへの要求は高くなると予想されるものの、このソフトウェアはMicrosoftのDirectX APIセットをエミュレートするわけではない。MacBidouille氏によると、Virtual PCはDirectXを、PCグラフィックカードを搭載したWindowsマシン上で動作しているかのように扱うという。
本日、マイクロソフトは、以前のAppleInsider の記事を裏付ける形で、Mac 向け Virtual PC 7.0 の展開が遅れていることを正式に確認しました。