ニール・ヒューズ
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OS X Yosemite のリリースにより、Apple の新しい iCloud Drive がオンラインになりました。これは、Mac と iOS アプリケーションのデータを自動的に同期するだけでなく、初めて Mac ユーザーが任意のファイル タイプを自分でアップロードして整理できるようになりました。
Appleの新しくアップデートされたクロスプラットフォームストレージサービスは、DropboxやGoogle Driveといった既存のサービスと同様に機能します。Yosemiteにアップデートすると、15GB未満であれば、ユーザーはあらゆる種類のファイルをiCloud Driveに保存できるようになります。
Yosemite では、Finder を開いて「お気に入り」メニューの下にある新しいクラウドベースのストレージ オプションにアクセスすることで、iCloud Drive ファイルにアクセスできます。
Appleは、Safari 6、Firefox 22、またはGoogle Chrome 28以降を使用して、icloud.comからiCloud Driveへのアクセスも提供しています。また、Windows 7以降のPCでiCloud for Windows 4.0をインストールすれば、iCloud Driveも利用できます。
現在、iOS 用の公式 iCloud Drive クライアントはありませんが、Pages、Numbers、Keynote などの公式 Apple アプリや、このサービスをサポートするように更新されたサードパーティ アプリでは、ファイルを自動的にクラウドに保存できます。
さらに、App Store で「iCloud Drive Explorer」という無料のサードパーティ製アプリが提供されており、ユーザーはリモートで保存したすべてのファイルを表示したり、それぞれのアプリで開いたりすることができます。
これまでと同様に、iCloud は連絡先などの情報の同期、写真のバックアップ、iPhone および iPad のバックアップと復元にも使用されます。
これらの機能はすべて、iCloudの新しい料金体系で提供されます。新規アカウントには5GBの無料ストレージが付属しますが、ユーザーは月額99セントで20GB、月額3.99ドルで200GB、月額9.99ドルで500GB、月額19.99ドルで1TBにアップグレードできます。
また、これまでと同様に、iTunes Store から購入した音楽、映画、テレビ番組、App Store からのコンテンツ、iBookstore からのデジタル タイトルは、ユーザーの iCloud ストレージにカウントされません。
iCloud Drive は iOS 8 および OS X Yosemite を必要とするため、Mavericks または iOS 7 を搭載した旧式のデバイスでは、他のデバイスと同期してドキュメントを最新の状態に保つことができません。また、一度 iCloud Drive にアップグレードすると、Documents in the Cloud にダウングレードすることはできません。
詳細については、AppleInsider の継続中の OS X Yosemite ヒント シリーズをご覧ください。