WWDCヘッドセット発表への期待からApple株価が過去最高値を記録

WWDC のオープニング基調講演前の最後の数時間、Apple の株価は早朝の取引で上昇し、史上最高値を記録した。

アップルの株価と時価総額は、2021年の高値3兆ドルから2022年から2023年初頭にかけて下落した。この下落は、iPhone 14 Proなどのデバイスの供給制約が原因だと考えられている。

ロイターによれば、現在、アップルの時価総額は3兆ドルを下回っているが、早朝の取引では2022年1月頃初めて過去最高値に上昇した。

Appleの株価は1.2%上昇し、183.25ドルとなった。現在の上昇はWWDCへの期待によるものだが、株価は2023年を通して概ね回復傾向にある。

スタンダード＆プアーズのベンチマーク数値は2023年に入ってからこれまでに11.5％上昇しているが、アップルの株価は40％近く上昇している。

直前のリーク情報によると、Appleのヘッドセットの予想仕様が明らかになった。デバイス自体は、同社のオープニング基調講演で発表される予定だ。