スラッシュレーン
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グリーチャー・アンド・カンパニーのブライアン・マーシャル氏は、木曜日の投資家向けメモの中で、バーンズ・アンド・ノーブルはアップルとその760億ドルの現金保有による買収対象にはなりそうにないと述べた。
実際、もしアップルの唯一の目的が実店舗の獲得だったのなら、同社は約400店舗を清算中の別の書店、ボーダーズを買収した方がよかっただろう。
マーシャル氏は、バーンズ・アンド・ノーブルの不動産規模は「印象的」だと述べた。700店舗以上を展開し、店舗面積は平均2万6000平方フィート(約26,000平方メートル)だが、総面積は1840万平方フィート(約186万平方メートル)に上る。しかし、15億ドル規模の投資はアップルの資金の賢明な使い方ではないとも述べている。
Appleは現在、小売業への積極的な進出を進めており、2011年9月期には30店舗の増設を計画している。しかし、Appleの計画的な事業拡大の大部分は海外で行われる予定であり、Barnes & Nobleの小売スペースの大部分は米国にある。
「AAPLが戦略的な目的とバランスシートの最適化(コンテンツ権利の取得、配当の開始、自社株買いなど)のために現金を使用することを我々は大いに望んでいる」とマーシャル氏は書いている。
この分析は、Boy Genius Reportが木曜日に公開した記事を受けて行われたもので、記事では「証明されていない情報源」が、アップルとバーンズ・アンド・ノーブルの交渉について知っていると主張していた。