アンバー・ニーリー
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Apple Southampton(出典:Apple)
アップルは英国サウサンプトンにあるアップル本社の組合結成の取り組みを拒否し、従業員はアップルの承認なしに法定労働組合の承認を求めることになった。
9月、アップルのサウサンプトン店の従業員は、アップルが顧客サービスと従業員の労働条件を「悪化させた」ことを受けて、経営陣に組合の承認を正式に要請した。
現在、英国を拠点とするアップルの労働組合、全米技術・関連労働者連合(UTAW)は、アップルの経営陣がUTAWの自主的な承認を拒否していると主張する声明を発表した。
声明では、UTAW は Apple の関与にかかわらず、中央仲裁委員会に法定労働組合の承認を申請する手続きを開始すると述べている。
サウサンプトンの従業員は、懲戒手続き、賃金、シフト勤務形態、そして障害者、神経発達障害、慢性疾患を抱える従業員の扱いについて、Appleを厳しく批判している。また、特にAppleのGenius Barで働く従業員の雇用保障についても懸念を表明している。
Apple Glasgow は英国で初めて正式に労働組合を結成し、その労働組合が Apple に認められた Apple Store となった。
しかし、UTAWは、Appleが店舗の組合結成を阻止するために反組合戦術をとっていると主張している。経営陣は懲戒処分を暗に脅かし、組合との交渉を萎縮させていると主張している。
小売部門責任者のディアドラ・オブライエン氏は以前、アップルと小売スタッフの関係は「オープンで協力的、そして直接的な関わりに基づいている」と主張していた。彼女は「我々の関係に別の組織を介入させることが何を意味するのか」を懸念していた。