ジョシュ・オン
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iPhoneが紛失したバー兼レストラン「Cava 22」を経営するホセ・ヴァッレ氏の家族は、サンフランシスコ警察の担当者が最近この店を訪れ、「iPhone紛失事件」の一環として7月21日と22日の監視カメラ映像の閲覧を要請したとCNetに語った。ヴァッレ氏は捜査官に映像を共有しようとしたが、まだ対応はされていないと述べた。
彼は、Cava 22の映像が、紛失した携帯電話の行方を解明する上で大きな手がかりとなるかどうか疑問視していた。彼は店内に6台のカメラを設置しているが、それらは約3分間隔でしか映像を録画できない。また、店内の一部は照明が十分でないため、映像から詳細を十分に把握できる可能性は低い。
警察の広報担当者、トロイ・デンジャーフィールド警部補によると、映像の提出要請は、紛失した試作品に関連した住宅訪問の対応を巡る警察内部調査の一環となる可能性が高いとのことだ。7月下旬、Appleの従業員がCava22にデバイスを置き忘れたとみられる事件を受け、同社は試作品が近隣の住宅にまで追跡され、回収のため警察に連絡した。
クレジット: Greg Sandoval/ CNet。
サンフランシスコ警察は、この問題をめぐって混乱を招いており、当初はAppleのセキュリティ担当者が当該住所に同行した警官はいなかったと主張していた。しかし現在では、私服警官がiPhoneメーカーの従業員に同行して当該住所に赴いたものの、内部には入らなかったと発表している。
問題の住所に住むセルジオ・カルデロンさん(22歳)は、警官から脅迫されたと主張し、もし彼らがアップルの従業員だと知っていたら捜索を許可しなかっただろうと付け加えた。カルデロンさんは今月初め、この件について弁護士に相談したと述べたが、サンフランシスコ警察はカルデロンさんがまだ苦情を申し立てていないとしている。
デンジャーフィールド氏は、アップルがまだ警察に報告書を提出していないため、紛失したデバイスに関する刑事捜査は開始されていないことを確認した。
アップルは10月4日に次世代iPhoneを発表すると予想されている。日曜のある報道によると、アップルはクパチーノの本社でメディアイベントを開催し、同デバイスを発表する予定だという。