スポーツイラストレイテッドの水着モデルがエアタグで何時間も追跡されたと語る

スポーツ・イラストレイテッドの水着モデル、ブルックス・ネイダーさんは、水曜日の夜、バーをはしごしていたところ、見知らぬ人物が彼女のコートのポケットにアップルのエアタグを忍び込ませたため、5時間にわたって追跡された。

26歳のネイダーさんは木曜日にインスタグラムに投稿し、事件の詳細を明かした。ネイダーさんは、コートを椅子の背もたれに置いたままにしていたため、誰かがエアタグをポケットに仕込んだ可能性があると述べている。その後、ニューヨーク市内でバー巡りをしていたところ、その人物に5時間にわたってストーカー行為をされたという。

彼女がストーカー行為に気づいたのは、iPhoneに「身に覚えのないアクセサリーが彼女と一緒に移動している」という通知が届いた時でした。帰宅後、コートの中でエアタグを発見しました。

「今までで一番怖かった瞬間でした」と彼女はインスタグラムの投稿で述べた。「こういうことが起きるってことを、みんなに知ってほしいんです」

ネイダー氏は、ストーキング事件が起こる前はエアタグの存在すら知らなかったと語っていた。現在、彼女はソーシャルメディアのフォロワー数を活用し、エアタグの潜在的な安全リスクについて啓発活動を行っている。

2021年4月にエアタグが発売されて以来、ストーカー行為や窃盗に利用されているという報告が数多く寄せられている。

しかしアップル社は、これらのデバイスはストーカー行為を防止するために設計されていると述べている。

エアタグには、ネイダー氏に通知されたアラート機能のようなストーカー対策機能が搭載されています。また、所有者のiPhoneの通信範囲外に出るとビープ音が鳴ります。これらの機能は、Tile社製のものなど、他の追跡デバイスには現在搭載されていません。