インド製のiPhone 15モデルが初めて発売日に販売される

インドにおけるアップルの事業拡大の節目として、発売日に販売されるiPhone 15デバイスの多くはインドで製造されることになる。

インドはこれまで生産を拡大してきたものの（AppleはすでにiPhone生産の7%をインドに移転している）、最新モデルを製造していませんでした。長年にわたり、インドは旧モデルのiPhoneを生産し、当初は国内販売することで輸入関税を回避してきました。

最近では、インドがiPhone 15の生産を開始したと報じられていましたが、これは中国よりわずか数週間遅れでした。ブルームバーグによると、Appleは発売時にインド製のiPhone 15モデルを販売すると予想されています。

匿名の情報筋によると、これが狙いとのことで、具体的には、世界販売開始日にインドで製造されたiPhone 15モデルがインドとその他の地域の両方で販売されるという。その他の地域がどの地域なのか、またインドで製造されるiPhone 15とiPhone 15 Proのモデル構成がどのようなものなのかは不明だ。

さらに関係者らは、予期せぬ物流上の障害のせいで、若干の遅延が生じる可能性もあると述べた。

それでも、もしインド製のiPhone 15が発売時に販売されれば、Appleにとっても大きな節目となるだろう。同社は、特に新型コロナウイルスの影響による生産遅延がiPhone 14 Proの製造に大きな影響を与えたことを受けて、中国への単一供給元としての過度な依存から脱却しつつある。