ガートナーによると、GoogleのChromebookは教育分野で引き続き普及している。

ガートナーによると、GoogleのChromebookは教育分野で引き続き普及している。

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Google のハイエンド Chromebook Pixel。小売価格は 999 ドルです。

新たなデータによると、GoogleのChrome OSを搭載したノートパソコン(Chromebookとして知られる)の市場は、出だしこそ緩やかだったものの、教育機関の顧客からの注文が大部分を占め、勢いを増し始めている。

ガートナーによると、Googleとそのパートナー企業は2015年に最大730万台のChromebookを販売する可能性がある。そのうち約72%は教育分野に向けられ、そこではAppleのiPadとテクノロジー市場の獲得を巡って直接競合することになるだろう。

「2011年半ばに最初のモデルが発売されて以来、GoogleのChromebookは全地域において主に教育分野で成功を収めてきました」と、ガートナーのアナリスト、イザベル・デュランド氏はリリースで述べています。「2014年には、教育分野におけるChromebookの購入割合は、EMEA(欧州・中東・アフリカ)で72%、アジア太平洋地域で69%、米国で60%でした(表1参照)。」

低価格で低消費電力であることも多いChromebookは、企業ではそれほど普及しておらず、一般消費者もChromebookをほとんど敬遠しています。しかし、ガートナーは、一般の人々がクラウド中心の世界という考え方を受け入れ始めれば、この状況は変わる可能性があると考えています。

「消費者による Chromebook の採用に影響を与える主な要因は、新興市場での接続性の問題であることに変わりはないが、ユーザーがクラウドベースのアプリケーションを理解して慣れ、コンテンツをクラウドとエコシステム内に維持できるかどうかも重要だ」とデュランド氏は付け加えた。

台湾の電子機器メーカーであるエイサーは現在、Chromebookの最大のメーカーであり、サムスンとHPがそれに続いている。