ウィリアム・ギャラガー
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アップルと自動車メーカーとの交渉は継続しているかもしれないが、同社は既存のiPhone組み立て業者も検討していると言われている。
既存の自動車メーカーとの交渉が失敗に終わったとの報道を受け、Appleは「Apple Car」の生産にFoxconnなどの既存のサプライヤーを利用することを検討している可能性がある。
Appleが依然として複数の自動車メーカーと交渉中との報道が続く中、新たな情報筋によると、Appleは既存のサプライチェーンに頼らざるを得なくなる可能性があるという。FoxconnやMagnaといった部品サプライヤーや組立パートナーが、「Apple Car」の生産に活用される可能性がある。
ブルームバーグによると、自動車メーカーとの協議は、このような提携のあり方をめぐって難航している。報道によると、メーカーは自動車開発ではなく、契約組立業者になることを望んでいないという。
ブルームバーグは、業界内の匿名の情報筋が、AppleがFoxconnとMagnaに目を向けると考えていると報じている。FoxconnはAppleのiPhoneの主要組立メーカーであり、Magnaは自動車メーカーで、過去に「Apple Car」の開発に携わったことがある。
ブルームバーグの新たな報道は、フォックスコンが中国の電気自動車メーカーであるバイロン社を通じて既に自動車生産に投資しているという最近の報道を裏付けている。フォックスコンは現在、EVメーカーのフィスカー社とも提携し、2023年までに自動車を生産する予定だ。
ブルームバーグはさらに、匿名のアップル従業員が、フォックスコンはアップルの設計と要件に従うことに慣れていると発言したと主張している。