ロジャー・フィンガス
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新たに発表された2つの予備調査は、Macの出荷台数が前年比で減少したにもかかわらず、Appleが3月四半期にPCの市場シェアを拡大したという点で一致している。
ガートナーの最新推計によると、Appleは3ヶ月間に398万台のMacを出荷した。これは前年同期の408万台から減少した。しかし、アナリストはAppleの市場シェアを6.8%と推定しており、前年同期の6.6%からわずかに上昇した。一方、IDCは3月期の出荷台数を406万台、Appleのシェアを6.9%と推定しており、前年同期の6.8%から上昇した。
ガートナーとIDCは、Appleが世界PC出荷台数で第4位であることには同意したものの、業界リーダーが誰なのかについては意見が分かれました。IDCはトップ3をHP、Lenovo、Dellとしましたが、ガートナーはHPとLenovoの順位を入れ替えました。
両社はまた、PC業界全体が縮小したとの見方を支持し、IDCは3%減の5,848万台、ガートナーは4.6%減の5,852万台と推定した。
「消費者市場が依然として低迷する中、製品の供給状況のばらつきも需要を抑制した可能性がある」とガートナーのアナリスト、北川美香子氏は述べている。「対照的に、Chromebookの出荷台数は、エントリーレベルのCPUの不足にもかかわらず、2018年第1四半期と比較して2桁増加した。」
IDCも同様に、特にインテルのローエンドCPUの不足を問題として挙げ、PCメーカーがAMDチップをより多く使用するよう促している。
Appleについては、同社が最近MacBookの一部を刷新したものの、主にハードウェアの問題が長引いて販売に影響を及ぼし続ける可能性があるため、「それほど大きな反響は得られなかった」とIDCは主張した。
アップルは4月30日の業績発表後、投資家向け電話会議でMacの第2四半期業績の概要(具体的な販売台数ではない)を発表すると予想されている。