ダニエル・エラン・ディルガー
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トルコは軍事クーデターにより政府が掌握され、戒厳令が宣言され、メディアネットワークが検閲され始めて混乱に陥ったが、大統領はアップルのFaceTimeを使ってCNNトルコに出演し、声明を発表した。
CNNの報道によると、トルコ軍は国営放送TRTで「正統性を失った政権は撤退を余儀なくされた」と発表しました。軍は、民主主義と人権の回復のためにこの措置を取ったと述べています。
トルコのビナリ・ユルドゥルム首相は当初この行動を「クーデター未遂」と呼び、その後「反乱」と表現し始めた。
その後、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がFaceTimeで登場し、カメラの前でiPhoneを構えたCNNトルコのニュースキャスターと会話を交わした。エルドアン大統領は国民に対し、「街頭に出て、彼らに答えを示せ」と訴えた。
トルコは最近一連のテロ攻撃に見舞われており、トルコがテロ組織と指定している反政府勢力とシリアとの間の戦争の最前線に立っている。
エルドアンは2003年から10年間、首相としてトルコを率いてきたが、2014年に任期制限により大統領に就任せざるを得なくなった。それ以来、エルドアンは大統領という儀礼的な役割を担いながらも、憲法改正を求めるなど、自身の権力強化に努めてきた。
エルドアンは厳格な保守主義者であり、世俗主義が主流のこの国において、自らの原理主義的な宗教観を広めようと努めてきた。また、ソーシャルメディアへの規制を繰り返し試みており、FacebookやYouTubeへのアクセスをブロックすることが一般的である。
トルコは米国にとって緊密な戦略的NATO同盟国である。エルドアン政権下では、トルコはAppleとの関係構築にも努めており、2013年には政府および教育機関向けに30億ドル相当のiPadを購入する計画を発表した。
ゾルルセンターにあるトルコのアップルストア。 |出典: orbaygumus Instagram経由
Appleは米国に2つの直営店を構えており、そのうち1つは象徴的なランドマークであるゾルル・センター(上)です。Appleは今年中に3店舗目をオープンさせる計画を進めていると報じられています。