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欧州のデジタル音楽市場は依然として未征服のままであり、アップル幹部の最近のコメントは同社のiTunes Music Storeの海外展開がさらに遅れる可能性を示唆している。
アップルのアプリケーションおよびインターネットサービス担当副社長、エディ・キュー氏は、本日のニューヨーク・タイムズ紙で、今年中にiTunes Music Storeをヨーロッパで提供する計画は依然としてあると述べたものの、具体的な日付については明言を避けた。「国によって価格が異なり、発売日も異なるなど、まだ解決すべき課題はいくつかある」とキュー氏は述べた。「乗り越えられないものではない」
Appleは以前、ライセンス契約の問題で昨年のミュージックストア開設計画が延期された後、欧州でのサービスを2004年上半期に開始すると発表していた。ライセンス問題をさらに複雑にしているのは、国別の楽曲リリース日や互換性のない課金システムなど、Appleの計画を阻む新たな障害となっていることだ。