マイク・ピーターソン
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今回の債券取引は、アップルにとって2019年9月以来初の債券発行となる。
アップルは月曜日、自社株買いや配当金などの企業運営資金を調達するための最新の債券発行を開始した。報道によると、発行額は80億ドルだという。
クパチーノに本社を置くテクノロジー大手の同社は、証券取引委員会(SEC)に提出された暫定目論見書によると、2023年、2025年、2030年、2050年に満期を迎える債券を発行する計画だ。この債券発行の引受証券会社には、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ、JPモルガン、モルガン・スタンレーが名を連ねている。
CNBCは金融機関の情報筋の話として、10年債利回りが史上最低の0.637%付近で推移する中、Appleは80億ドルの社債売却を検討していると報じた。
アップルは、満期3年、利率0.75%の債券を20億ドル、満期5年、利率1.125%の債券を22億5,000万ドル、満期10年、利率1.65%の債券を17億5,000万ドル、満期30年、利率2.65%の債券を25億ドル発行している。
アップルは提出書類の中で、調達予定額を具体的には明らかにしなかったが、調達資金は自社株買い、配当、運転資金、買収、債務返済など、企業全体の購入に充てられると述べた。
同社は2019年9月に一般企業購入のために債券を発行した。
アップルの株価は月曜日に293.16ドルで取引され、前日比1.41%上昇した。