ニール・ヒューズ
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今週発表されたアップルの過去最高の利益を受けて、投資会社RBCキャピタル・マーケッツは目標株価を110ドルに引き上げ、iPhoneメーカーにとって「忙しい秋」になると予想されるため、投資家に購入を推奨した。
アナリストのアミット・ダリヤナニ氏は水曜日に投資家向けメモを発表し、そのコピーがAppleInsiderに提供された。メモの中で、ダリヤナニ氏は同社の「アウトパフォーム」レーティングを維持し、AAPL株の目標株価を100ドルから110ドルに引き上げた。
1640億ドルの現金を保有し、1株当たり22ドルという巨額の利益を計上しているダリヤナニ氏は、Appleの株価は現在の水準では過小評価されていると考えている。また、製品ラインナップに関しては、タブレットとスマートフォンの両分野において継続的な成長機会があると見ている。
ダリヤナニ氏は、現在の目標株価110ドルに加え、アップル株の「上昇シナリオ」として1株125ドルを想定している。アップルが40%以上の利益率を維持しながら低価格スマートフォン市場に参入できれば、この水準に到達できると見ている。
ダリヤナニ氏は、アップル株は現在100ドルを下回っており、投資家にとって同社が2015年度を通じて収益と1株当たり利益の成長を維持できるという恩恵を受けるには魅力的な買い場にあると考えている。
同氏がアップルの前進を促す要因として見ているのは、今秋発売予定の「iPhone 6」や新型iPadの発売増加、いわゆる「iWatch」など新たな主力製品ラインの可能性、そして同社の資本配分方針の改善などだ。
「AAPLには、収益のさらなる加速を促す複数の手段があると考えています」と同氏は述べた。「特に、新興市場への進出は、今後数年間、当社にとって引き続き重要かつ重要な収益源となると考えています。」
RBCは、ここ数週間でAAPLの目標株価を引き上げている多くの投資会社に加わり、秋のショッピングシーズンを前にその動きを加速させています。他には、UBS(115ドル)、バークレイズ(110ドル)、エバーコア(115ドル)、モルガン・スタンレー(110ドル)、JPモルガン(108ドル)、ニーダム(97ドル)などが挙げられます。