パイパー氏:アップルは音楽サブスクリプションではなく、iTunesクラウドを期待している

パイパー氏:アップルは音楽サブスクリプションではなく、iTunesクラウドを期待している

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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投資会社パイパー・ジャフレーは、アップルは火曜日にクラウドベースのiTunesストリーミングサービスを発表する可能性が高いが、音楽聴き放題のサブスクリプションプランは提供しないと予測した。

アナリストのジーン・マンスター氏は、アップルがウェブサイトで火曜日の東部時間午前10時に「エキサイティングな発表」を行うと予告したことを受け、月曜日に投資家向けメモを発表した。マンスター氏は、インターネット接続デバイスへのコンテンツストリーミングを可能にするクラウドベースのiTunesサービスを発表する可能性が高いと述べた。

「アップルはノースカロライナ州メイデンにデータセンターを開発しており、これがこうしたサービスのハブとして機能する可能性があると考えています」と彼は書いている。「同社は、データセンターが(2010年)末までに完成する予定であり、それまでに使用を開始すると発表しています。」

しかし、マンスター氏は、Appleが今週音楽サブスクリプションサービスを発表するとは確信していない。同社がiTunes向けの音楽サブスクリプションサービスに関心を示しているとの噂は長年にわたり流れており、つい最近の10月にも、月額制で無制限にアクセスできるサービスの提供に向けてレコード会社と交渉中だと報じられていた。

火曜日の発表は投資家にとって買いの機会となると彼は述べた。パイパー・ジャフレーはAAPL株の目標株価を431ドルとし、オーバーウェイトの格付けを付けている。

「Appleのコネクテッドデバイス(iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Mac)が拡大する中で、デバイス分野における競争優位性を活かし、クラウドベースのメディアサービスを提供するのは当然のことです」とマンスター氏は述べた。「その一環として、ストレージ容量を制限し、価格を抑え、インターネット経由のコンテンツアクセスに重点を置いた新型Apple TVは、まさにうってつけでしょう。」

同アナリストはまた、Appleが今後数年以内にインターネット接続テレビを発売する計画があるという長年の見解を改めて表明した。iTunesのクラウ​​ドベースサービスは、その最終目標に向けた新たな一歩に過ぎないと彼は考えている。