アップルは昨年、オンラインマーケットプレイスから100万個の偽造品の削除を求めた。

アップルの専任の偽造品対策チームは、過去1年間に100万件を超える偽造または模造のアップル製品の掲載の削除を求めてきた。

クパチーノに本社を置くテクノロジー大手Appleの広報担当者は、偽造iPhone充電器に関するレポートの一環として、ブルームバーグへの声明でこの情報を公開した。広報担当者は、Appleの消費者の安全は同社の最優先事項であり、偽造アクセサリーに伴うリスクは「非常に深刻」になり得ると述べた。

「当社は、世界中の法執行機関、小売業者、ソーシャルメディア企業、そしてeコマースサイトと連携し、偽造品を市場から排除するために専任の専門家チームを編成しています」と広報担当者は述べた。「昨年は、FacebookやInstagramを含むオンラインマーケットプレイスから、偽造品や模造Apple製品の出品100万件以上の削除を求めました。」

ブルームバーグの記事は、サイバーセキュリティとソーシャルメディア情報企業ゴースト・データが近々発表する報告書によると、偽造アクセサリービジネスが急成長し、数百万ドル規模のビジネスになっていると指摘している。

Ghost Data チームのメンバーである Andrea Stroppa 氏は、Instagram で購入した偽造の充電ケーブルが爆発したことをきっかけに、偽造 Apple 製品に興味を持つようになりました。

Appleは過去にも偽造品を販売する企業に対して措置を講じてきました。2016年には、Mobile Starという販売業者を相手取り、AmazonとGrouponで偽造アクセサリーを販売したとして訴訟を起こしました。この訴訟でAppleは、Amazonで販売されている「純正」アクセサリーの大部分が偽物であると主張しました。

当時、Amazonは偽造品に対して一切容認しない方針を表明していました。Facebookの広報担当者はブルームバーグに対し、Instagram上での模倣品の売買も禁止していると述べました。

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