GoogleもAppleに続きインドで暗号通貨アプリを削除

GoogleもAppleに続きインドで暗号通貨アプリを削除

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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暗号通貨の表現

グーグルはアップルに続き、インドの規制当局が同国で違法に運営されていると判断した大手仮想通貨取引アプリ数件を同国のグーグルプレイストアから削除した。

1月10日、インドの金融情報機関(FIU)が9つの仮想通貨取引所が反ロンダリング法を遵守していないと判断し、ウェブサイトへのアクセスをブロックするよう要請したことを受け、AppleはApp Storeから9つの仮想通貨アプリを削除した。数日後、Googleも同様の措置を取った。

TechCrunch の報道によると、Binance、Kraken、Huobi、Gate.io、Bittrex、Bitfinex など、インド全域をカバーする複数の取引所が土曜日に Google Play ストアから削除されたという。

FIUはインドIT省に対し、9つのサービスのウェブサイトをブロックするよう要請したが、関連アプリへのアクセス削除も要請に含まれているかどうかは不明である。GoogleとAppleはいずれも、アプリの削除要請があったことを認めていない。

取引停止の理由は、主にインドが2022年に仮想通貨に対して30%のキャピタルゲイン税と1%の取引税を導入したことによる。導入後、地元の仮想通貨トレーダーは、インドのマネーロンダリング防止法に関連する顧客確認プロトコルを必ずしも満たしていない、よりグローバルなプラットフォームに移行した。

規制当局は、取引の精査を回避することで、トレーダーらの動きが典型的な脱税行為を反映していると考えているようだ。