Google、新しいヘッドフォンジャック広告でAppleのジョナサン・アイブのデザインビデオを揶揄

Google、新しいヘッドフォンジャック広告でAppleのジョナサン・アイブのデザインビデオを揶揄

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Google

Googleは、Pixel 5aのヘッドフォンジャックに関する風刺的な広告を公開した。これはAppleを揶揄するものだが、この機能は実際にはGoogleの主力製品であるPixelデバイスには搭載されていない。

「円は完全に円になる」と題されたこの広告は、新しく発売された5G対応Pixel 5aの3.5mmヘッドホンジャックの見た目の対称性と完璧さを謳っています。この広告は、Appleのジョナサン・アイブによるデザインビデオへの明らかな風刺となっています。

「この完璧に左右対称の、まさにテクノロジーの驚異を『ヘッドホンジャック』と呼ぶのは控えめな表現のように感じるかもしれません…しかし、技術的にはそう呼ばれているのですから…まあ、仕方ありませんね」と動画の説明には書かれている。「さあ、ご覧ください!5G対応Google Pixel 5aのヘッドホンジャックです。」

Googleの広告は、ジョナサン・アイブの往年のデザインクリップのトーンと声をパロディ化しようとしており、その大胆さは目を見張るものがあります。ドッキングスペースステーションを使って物理的なヘッドホンポートの触覚フィードバックを再現するなど、意図的に大げさな演出が随所に見られます。

しかし、Google はヘッドフォンジャックが「過去を引き継いで未来へと導く素晴らしい成果」であると主張しているものの、その未来には同社の主力スマートフォンは含まれていないようだ。

ミッドレンジのGoogle Pixel 5a(5G対応)にはヘッドホンジャックが搭載されていますが、Pixel 5には搭載されていません。また、噂によると、近日発売予定のPixel 6とPixel 6 Proにも3.5mmアナログポートが搭載されないとのこと。どうやら、「未来」というのはGoogleのミッドレンジラインナップにのみ当てはまるようです。

Googleもこの点では独創的とは言えない。Appleのジョナサン・アイブのデザインビデオは、しばしばパロディの標的となっている。マクドナルドは2016年に「レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」で同様のパロディを放映した後、2017年にはAppleのデザインビデオを風刺した。