フランス議会、AppleのiTunesとiPodを脅かす法案を承認 | AppleInsider

フランス議会、AppleのiTunesとiPodを脅かす法案を承認 | AppleInsider

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この法案は、音楽の著作権侵害に対する新たな罰則も導入しており、アップルコンピュータ社、ソニー社、マイクロソフト社に、競合各社が互換性のあるサービスやプレイヤーを提供できるよう、独自のコピー防止技術(DRMソフトウェア)を共有することを義務付けるものとなる。

フランスの下院である国民議会は、この法案を296対193で可決した。AP通信によると、この法案は今後、上院での審議と採決が必要となる。この手続きは5月に開始される予定

同報告書によると、新法では、自宅で音楽や映画の著作権を侵害した者には38ユーロから150ユーロ(50ドルから180ドル)、コピー防止システムを無効化したハッカーには3,750ユーロ(4,600ドル)の罰金が科せられる。また、オンラインで著作権侵害を行うソフトウェアを配布した者は、最高30万ユーロ(36万5,000ドル)の罰金と懲役刑に処せられる。

アップルは今のところこの決定についてコメントしていないが、依然としてフランスから完全に撤退する権利を留保し、閉鎖的なiTunes + iPodエコシステムを継続させている。