アップルの長年のパートナーであるフォックスコンがAIインフラ構築に大規模投資

アップルの長年のパートナーであるフォックスコンがAIインフラ構築に大規模投資

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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フォックスコン工場の労働者

Appleの主要メーカーであるFoxconnはAIブームに大きく賭け、TECOと提携して次世代データセンター構築のためのオールインワンソリューションを提供している。

人工知能(AI)の急速な発展により、それを支えるインフラ構築をめぐる世界的な競争が勃発した。巨大IT企業もメーカーも、この競争に割を割ろうと躍起になっている。

CNBCによると、フォックスコンはAIデータセンターインフラへの取り組みの一環として、TECO Electric & Machineryの株式10%を取得する予定だ。この買収は、フォックスコンが民生用電子機器分野から事業を転換する上で、新たな一歩となる。

AppleのiPhoneの組み立てで最もよく知られる台湾企業は、急成長を遂げるAIの世界で、ハードウェアにおける優位性を再現することを目指している。同社の最近の動きは、次世代コンピューティングを支えるインフラへの長期的な投資を示唆している。

かつて自動車エンジンメーカーだったTECOは、その後、EV、エネルギー貯蔵、データセンター建設へと事業を拡大しました。一方、FoxconnはすでにAIワークロード向けに設計されたサーバーラックを製造しており、NVIDIAの主要パートナーでもあります。

両社は協力して、台湾、中東、米国に AI データセンターを構築するためのオールインワン ソリューションを提供する予定です。両社の提携には、エネルギー サービスや低炭素スマート ファクトリー プロジェクトも含まれます。

フォックスコンは今回の取引の一環として、また株式交換の一環として、TECOの株式10%を取得する予定だ。

AppleもFoxconnの新たな関心に加わる必要がある。Appleの需要の大部分がFoxconnに引き渡されるのは当然だろう。

Appleもこの買収から恩恵を受ける可能性が高い。Appleの将来のAIへの野望は、世界規模でのサーバーインフラの拡張を必要とする。

両社の長年にわたる関係を考えると、フォックスコンは将来のあらゆる需要に対応できる態勢が整っている。