英国の受刑者に勉強や家族との連絡用にiPadが支給される可能性 - 報道

英国の受刑者に勉強や家族との連絡用にiPadが支給される可能性 - 報道

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HM刑務所のワームウッドスクラブ

英国法務省は、囚人に独房内で勉強や家族との連絡に使えるiPadを支給する提案を検討していると報じられている。

「受刑者は独房で多くの時間を過ごします。その時間をより建設的に活用する必要があります」と、法務省顧問のマーティン・ネイリー卿はタイムズ紙に語った。「受刑者は週に一度、家庭教師と会うべきですが、読み書きと計算の学習は各自で行わなければなりません。独房内で学習できるよう、受刑者にiPadを配布することを検討してもよいでしょう。」

ナレイ氏の提案は、刑務所における教育に関するより広範な見直しの一環として、法務省によって検討されている。法務省はテレグラフ紙に提出された声明の中で、「我々は、受刑者が釈放後に犯罪を犯す可能性が低くなるよう、教育を改善したいと考えている」と述べた。

ナリー氏が特にアップル製品を推奨したのか、それともiPadという名称をタブレットの総称として使っていたのかは不明だ。

刑務所のアウトソーシング大手である警備会社G4Sは、ある程度の譲歩があれば、こうした計画の実施は必然的に「標準になる」と考えている。

「安全策を講じる必要がある。被害者に接触する人間がいてはならない」とG4Sの拘禁・拘留サービス担当マネージングディレクター、ジェリー・ペザリック氏は述べた。