グーグルとサムスン、スティーブ・ジョブズへの敬意を表して携帯電話発表イベントを延期

グーグルとサムスン、スティーブ・ジョブズへの敬意を表して携帯電話発表イベントを延期

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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グーグルとサムスンは来週予定されていた、アンドロイド「アイスクリームサンドイッチ」をベースにした初のスマートフォンを発表するイベントを中止した。報道によると、これはアップルの共同創業者スティーブ・ジョブズの死去を受けて行われた措置だという。

両社はジョブズ氏への敬意を表してイベントの日程を変更したと、All Things Dのイナ・フリード氏が情報筋から聞いた。両社は当初、火曜日にGoogleのAndroid OSの次期バージョン「Ice Cream Sandwich」と、サムスンが製造する新型スマートフォン「Nexus」を発表する予定だった。

「情報筋によると、水曜日に亡くなったジョブズ氏を世界中が悼み続けている中、両社は発表イベントを開催するには時期尚早だと感じただけだ」とフリード氏は書いている。

サムスンとグーグルは金曜日、カリフォルニア州サンディエゴで開催されるCTIAトレードショー期間中に予定していた「Samsung Mobile Unpacked」イベントを延期するとの共同声明を発表した。プレスリリースでは「現状では、両社は新製品を発表する適切な時期ではないことで合意した」と漠然と述べられている。

サムスンとアップルの今回の動きは特に興味深い。なぜなら、アップルはiPhone 4Sを来週発売するという計画を変更していないからだ。同社は10月14日の発売に向けて、金曜日に予約受付を開始した。

ジョブズ氏が長い癌との闘病の末、水曜日に56歳で亡くなって以来、グーグルとサムスンはジョブズ氏に敬意を表した。グーグルの会長エリック・シュミット氏はかつてアップルの取締役を務めていた。

延期となったイベントのティーザーでは、両社が「何か大きなもの」を披露すると予告されていました。報道によると、新型端末は4.65インチの曲面ディスプレイを搭載し、Android 4.0を搭載する初の端末になるとのことです。