ルーシッド・モーターズのCEOは「アップルカー」との競争を歓迎

ルーシッド・モーターズのCEOは「アップルカー」との競争を歓迎

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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電気自動車の新興企業であるルーシッド・モーターズも、「アップルカー」の噂の高まりに加わった最新の企業であり、同社のCEOはアップルのような業界新規参入企業との競争を歓迎すると述べた。

ピーター・ローリンソン氏は火曜日、急成長するEV市場にアップルが力ずくで参入してくるのではないかという懸念を一蹴し、CNBCの「マッド・マネー」司会者ジム・クレイマー氏に対し、複数の新規参入者が参入する余地は十分にあると語った。

「アップルのような企業との競争は歓迎だ」と彼は言った。「結局のところ、これはテクノロジー競争だ。テスラもルシッドもそれを認識している。そして、それが多くの従来の自動車メーカーとの違いだと思う」

アップルが自社設計の電気自動運転車の製造パートナーを探しているとの噂が広まっています。韓国の自動車メーカー、ヒュンダイが起亜自動車と提携し、自社ブランド車の開発・生産を行う契約を協議していると発表したことを受け、最近の噂ではヒュンダイとの提携が噂されていました。しかし、メディアの猛攻撃を受けて株価が急騰したことを受け、同社はすぐにこれらの発言を撤回しました。

起亜は今後もアップルのパートナーになる可能性はあるが、両社の最初の製品は必ずしも自動車ではないかもしれない。

自動車業界関係者は、新規参入者にとって悪名高いこの業界にAppleが波紋を巻き起こす可能性をほとんど否定している。しかし、ローリンソン氏は異なる見方をしている。

「新規参入の余地は常に存在します。そして、(自動車)市場を過小評価してはいけません。なぜなら、これはEVのための市場ではないからです。EV市場など存在しません」とローリンソン氏は述べた。「これは自動車のための市場であり、EVはそこに浸透し、完全に埋め尽くすでしょう。」

最近では、先週の報道で、より確立された企業との交渉が決裂したため、アップルが長年の供給業者であるフォックスコンや自動車契約メーカーのマグナ・インターナショナルに製造業務を委託する可能性があると示唆された。