アップル、日本の半導体メーカー、ルネサスのSPドライバーズ株4億7900万ドル取得交渉中 - 報道

アップル、日本の半導体メーカー、ルネサスのSPドライバーズ株4億7900万ドル取得交渉中 - 報道

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アップルは、同社のiPhone向けLCDチップを製造する日本企業、ルネサスSPドライバーズの経営権を取得する契約に取り組んでいると報じられており、もうひとつの重要なハードウェア部品を自社で製造しようとしている可能性がある。

日本の経済ニュース会社、日経新聞によると、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くアップルは、ルネサスが保有するルネサスSPドライバーズの株式55%を4億7900万ドルで買収することを提案したルネサスSPドライバーズは、日本の半導体メーカー、ルネサス、シャープ、台湾のパワーチップの合弁会社である。

同紙によると、ルネサスのSPドライバーズ事業の25%を保有するシャープも、ルネサスとの取引が成立すれば、保有株をアップルに売却する可能性が高いという。売却後も、ルネサスSPドライバーズの240人ほどの従業員の大半は同社に留まる見込みだ。

ルネサスのSPドライバーは、AppleのiPhone向けLCDチップの唯一のサプライヤーと言われており、これはAppleがより高いコントロールを求めている理由の表れかもしれません。これらの部品は、ディスプレイ全体の鮮明度と品質を決定づける上で不可欠な役割を果たしており、モバイル機器の差別化要因としてますます重要になっています。

この取引が成立すれば、アップル史上最大の買収となり、1997年にスティーブ・ジョブズ氏を自らが創設した会社に復帰させた画期的な取引でNeXT社に支払われた4億400万ドルを上回ることになる。