韓国の30歳未満の人は、まずAndroidを購入し、その後iPhoneに乗り換える傾向がある

韓国の30歳未満の人は、まずAndroidを購入し、その後iPhoneに乗り換える傾向がある

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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サムスン ギャラクシー S23 ウルトラ(左)とアップルの iPhone 14 Pro

新たな調査によれば、30歳未満の韓国人の85%が最初にAndroidスマートフォンを購入するが、その後半数以上がAppleのiPhoneに乗り換えるという。

iPhoneは、衰退する米国スマートフォン市場において既にAndroidに対抗し、中国では競合他社を上回る成長を見せています。カウンターポイント・リサーチの最新データによると、Apple最大のライバルであるサムスンの本拠地である韓国でも、iPhoneへの乗り換えユーザー数が多いことが分かりました。

韓国の30歳未満の若者の初めてのスマートフォンと現在使用しているスマートフォンの比較。出典:カウンターポイント

韓国の30歳未満の若者の初めてのスマートフォンと現在使用しているスマートフォンの比較。出典:カウンターポイント

カウンターポイントは正確な数字は示していないものの、調査によると、30歳未満の韓国のスマートフォンユーザーの約85%が初めて購入したスマートフォンとしてAndroidを使用しているという。しかし、同じ調査でiPhoneを使用しているユーザーは55%に増加した。

「韓国で初めてスマートフォンを購入する人のうち、Androidスマートフォンが非常に高い割合を占めている理由は、特に10代の若者を中心に、その年齢層のユーザーのほとんどが、初​​めてのスマートフォンを購入する際に、親など実際の購買力を持つ人の好みを優先するからだ」とカウンターポイントのアナリストは声明で述べている。

乗り換えの決め手について尋ねたところ、32%がパフォーマンス、31%が「ブランドイメージ」を優先事項として挙げました。

さらに、iPhoneが初めての携帯電話だと答えた回答者のうち、92%が依然としてApple製品を使用していると回答しました。そのうち76%はAndroidに乗り換えないと回答し、その理由として52%がデザイン、29%がパフォーマンスを挙げました。

しかし、iPhoneからAndroidに乗り換えたユーザーのうち、半数以上がSamsung Payなどの使いやすい機能とAndroidのユーザーインターフェースを理由に挙げています。これらのユーザーは、iPhoneからAndroidに乗り換えるつもりがないという点で、ほぼ同程度であると報告されています。