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アナリストが目標株価を引き上げ、iPod の「ハロー効果」を支持したことにより、Apple の株価は再び上昇している。
パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は、同社の調査で、アップルの人気デジタル音楽プレーヤー「iPod」が同社の主力製品であるマッキントッシュ・コンピューターの売上増加に貢献しているとの見解を示し、12カ月後の目標株価を52ドルから100ドルに引き上げた。
顧客向けの調査メモの中で、マンスター氏は米国のiPodユーザー200人を対象に行った調査で、6%が以前はPCユーザーで、iPod購入後にMacを購入したことが明らかになったと述べた。さらに7%のiPodユーザーは、将来的にMacを購入する予定だと回答した。
マンスター氏はまた、デジタル音楽プレーヤーに対する顧客満足度の高さがアップルの売上増加につながると確信していると述べた。
「iPod に対する驚くべき満足度が口コミで急速に広がり、アップル製品に対する新たな顧客の関心が生まれると信じている」と同氏は語った。
アップルの株価は、ナスダック株式市場で午前中の取引で6.61ドル(12%)高の61.78ドルとなった。取引序盤には64ドルまで上昇した。