モトローラ、アップルを相手取り特許侵害で新たなITC訴訟を起こす [u]

モトローラ、アップルを相手取り特許侵害で新たなITC訴訟を起こす [u]

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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グーグル傘下のモトローラは金曜日、iPhone、iPad、および一部のMacコンピューターが自社の特許を侵害していると主張し、アップルを相手取って米国際貿易委員会に2度目の訴訟を起こした。

最新情報: ブルームバーグは、モトローラ・モビリティ社がITCの訴状で「位置情報リマインダー、電子メール通知、電話/ビデオプレーヤーなどの機能に関するモトローラ・モビリティ社の特許7件の侵害を主張している」と述べたと報じている。

詳細はほとんど明らかにされていないものの、ブルームバーグは、ITCの訴訟により、モトローラが侵害を主張する特許を使用したApple製品の米国輸入が禁止される可能性があると指摘している。訴訟の申立て内容はまだ公表されていないため、具体的な特許内容や主張内容は不明である。

今回のITCへの申し立ては、モトローラによる2件目の訴状であり、最初の訴状は2010年に遡るライセンス交渉の失敗に端を発している。アップルは、モトローラ製を含むGoogleのAndroid端末が、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社の特許を盗用しているとして反訴を起こした。この反訴は最終的に失敗に終わり、モトローラは3月に無罪となった。アップルは現在、この判決に対して控訴手続きを進めている。

ITCは、トーマス・ペンダー商事判事が4月にアップルがモトローラの特許4件のうち1件を侵害したと判断した判決の再審理について、判決を下す予定だ。委員会の判決本文は8月24日に言い渡される予定だ。

モトローラはこの状況について、「当社はこれらの特許問題を解決したいが、アップルがライセンス交渉に応じようとしないため、当社自身と当社のエンジニアの革新を守る以外に選択肢はない」という声明を発表した。

Appleは公式な回答を出さなかった。