マイキー・キャンベル
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最新情報: ブルームバーグは、モトローラ・モビリティ社がITCの訴状で「位置情報リマインダー、電子メール通知、電話/ビデオプレーヤーなどの機能に関するモトローラ・モビリティ社の特許7件の侵害を主張している」と述べたと報じている。
詳細はほとんど明らかにされていないものの、ブルームバーグは、ITCの訴訟により、モトローラが侵害を主張する特許を使用したApple製品の米国輸入が禁止される可能性があると指摘している。訴訟の申立て内容はまだ公表されていないため、具体的な特許内容や主張内容は不明である。
今回のITCへの申し立ては、モトローラによる2件目の訴状であり、最初の訴状は2010年に遡るライセンス交渉の失敗に端を発している。アップルは、モトローラ製を含むGoogleのAndroid端末が、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社の特許を盗用しているとして反訴を起こした。この反訴は最終的に失敗に終わり、モトローラは3月に無罪となった。アップルは現在、この判決に対して控訴手続きを進めている。
ITCは、トーマス・ペンダー商事判事が4月にアップルがモトローラの特許4件のうち1件を侵害したと判断した判決の再審理について、判決を下す予定だ。委員会の判決本文は8月24日に言い渡される予定だ。
モトローラはこの状況について、「当社はこれらの特許問題を解決したいが、アップルがライセンス交渉に応じようとしないため、当社自身と当社のエンジニアの革新を守る以外に選択肢はない」という声明を発表した。
Appleは公式な回答を出さなかった。