iPad用イラストアプリ「Procreate」がアップデートでキャンバス録画と「フルHD」動画再生に対応

人気のiPadアプリ「Procreate」は火曜日に大幅なアップデートをリリースし、ほぼリアルタイムの1080pキャンバス録画とビデオ再生、無料のアプリ内購入、そしてワコムの近々発売される圧力感知型Intuos Creative Stylusのサポートを導入した。

Procreate for iPad バージョン1.9は、今年6月に開催された世界開発者会議（WDC）でApple Design Awardを受賞した際に使用したユーザーインターフェース要素と強力なイラストレーションツールを継承しています。さらに今回のアップデートでは、アーティストがプロジェクト全体を通して描画やスケッチを行う際の進捗状況を記録できるようになり、1080pの動画でストロークごとに出力できるようになりました。

発売元のSavage Interactiveによると、バージョン1.7で初めて統合された「Silica 2」エンジンにより、多くの要望があったキャンバス録画機能が実現しました。Procreateは通常の動作モードでは、ペイントしたすべてのストロークをディスクに保存しますが、新しい動画機能もほぼ同じように動作します。ユーザーが指を画面から離すとすぐに、各ストロークが.procreateファイル内の特別なムービーコンテナに保存されます。保存時間はわずか10分の1秒で完了するため、保存プロセスが行われていることをほとんど意識する必要はありません。

画像が完成したら、生成された H.264 ビデオを iOS の写真アプリに送信したり、Dropbox にアップロードしたり、iTunes にエクスポートしたり、電子メールで共有したりできます。

Procreateは、キャンバスへの描画に加え、月曜日に発表されたばかりのワコムのiPad用スタイラス「Intuos Creative Stylus」にも対応しています。10月に発売予定のこのデジタルペンは、2,048段階の筆圧を感知し、手のひらの不要なタッチは無視します。

バージョン1.9では、Savage Interactiveは以前のアプリ内購入をアンロックし、Arteryブラシセットを全ユーザーに無料で提供します。Arteryの形状と粒子のソースファイルはProライブラリに収録されており、独自のブラシを作成したい方にもご利用いただけます。

最後に、最新のアップデートには、通常のバグ修正とパフォーマンス強化が含まれています。

Procreateバージョン 1.9 は 53.9 MB で、App Store から 4.99 ドルで入手可能です。