UBSが4GBのiPod nanoを分析、Appleの目標価格を引き上げ | AppleInsider

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UBSインベストメント・リサーチは月曜日、アップル社の新型4GB iPod nanoデジタル音楽プレーヤーを徹底的に分析した後、アップル株の目標価格を更新した。

同社の分析によれば、プレーヤーの材料費は販売価格の約65%で、これはAppleにとって1ナノあたり少なくとも20%の利益となることを裏付けているようだ。

UBSは、人件費、保証費、電話サポート費、物流費、調達費、減価償却費、その他の運営経費や手数料などの関連費用を差し引く前の、249ドルのプレーヤーのAppleの材料費を合計164.10ドルと見積もっている。

「フラッシュNANDは現在、iPod nano(4GB)の製造に必要な総材料コストの約70%、つまり約115ドルを占めていると推定しています」と、アナリストのベン・ライツェス氏は顧客向けリサーチノートに記しています。「その他の注目すべき部品コストとしては、1.5インチカラーLCDスクリーンが約8ドル(総コストの5%)、バッテリーが約6ドル(総コストの4%)、PortalPlayerチップが約7ドル(総コストの4%)となっています。」

UBSは部品表の内訳で、Appleの2GBフラッシュNANDのコストを57ドルと想定した。これは、市場調査会社iSuppliが最近2GB nanoを分析した際に提示した2GB当たり54ドルのコストをわずかに上回る。

UBSは小売店への調査に基づき、4GB版のiPod nanoの販売は好調なスタートを切ったものの、2GB版はやや不人気となっていると述べている。また、Appleオンラインストアでは4GB版の待ち時間が、1週間前の5~7日から1~2週間に延びていることも指摘している。

UBSは分析の結果、アップルの目標株価を59ドルから64ドルに引き上げました。同社は引き続き同社株の投資判断を「買い」としています。