マルコム・オーウェン
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企業および教育用デバイス管理会社 Jamf は、ハイチの貧困地域にある学校に、iPad やその他のテクノロジーとデジタル カリキュラムを提供する「イノベーション ポッド」を配送し、ハイチの学生 150 名がデジタルの世界と関わるのを支援しています。
Jamfが2017年に実施した、生徒と教師にインターネットアクセス、ハードウェア、そしてトレーニングを提供するプロジェクトの延長として、Jamfのイノベーションポッドは、ハイチの首都ポルトープランス近郊の人口過密地域にあるホープ・スクールに設置されます。この学校は、ハイチ国民の生活向上を目指す団体「ヒーリング・ハイチ」の一員です。
イノベーションポッドは、モジュラー・ライフ・ソリューションズ社が製造した輸送コンテナに収められた移動式教室です。各ポッドには、子どもたちが授業中に利用できる5つの共同作業スペースと、Apple TVを搭載したインタラクティブディスプレイが備わっています。
ポッド内の生徒と教師は全員、作業中にiPadにアクセスできます。iPadはロジクールのRugged Comboケースに収納されており、iPadの既存の利便性に加え、一体型キーボードの柔軟性も兼ね備えています。教師はSecurlyでフィルターを設定し、生徒が不適切なコンテンツを閲覧するのを防ぐことができます。eSparkLearningは生徒への指導のメインプラットフォームとして使用されます。
DuolingoやKhan Academyなどのアプリを活用するだけでなく、生徒たちはAppleのEveryone Can Codeカリキュラムを履修し、幅広いリソースを習得します。さらに、Swift Playgroundsの活用を含め、コーディングスキルとSTEMに重点を置いた実践的なアクティビティとして、Sphero SPRK+ロボットも活用します。
「より明るい未来への道として、子供たちにテクノロジーを届けたいと考えています」と、JamfのCEO、ディーン・ヘイガー氏は述べた。「私たちの使命は、子供たちにiPadを紹介するだけでなく、テクノロジーが彼らの生活にもたらす可能性にワクワクしてもらうことです。」
イノベーションポッドに含まれる機器は、3月1日にフロリダ州ジャクソンビルのモジュラー・ライフ・ソリューションズの施設で行われた発表イベントの前に設置された。ポッドはまもなくホープ・スクールに発送され、春中に目的地に到着する予定だ。