フォックスコン、チップ不足は2022年後半まで続くと警告

フォックスコン、チップ不足は2022年後半まで続くと警告

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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鴻海精密工業がフォックスコンを所有

アップルのiPhoneの主要サプライヤーであるフォックスコンは、世界的なチップ不足がこれまでの予想よりも長く続く可能性があると警告した。

フォックスコンは前回の第2四半期決算で予想を上回った。しかし、半導体不足や新型コロナウイルスの流行が業績に影響を及ぼすかどうかは「様子見」としている。

ロイター通信によると、同社は第3四半期の業績を発表し、前年同期比で20%の利益増加を報告した。

「供給不足がなければ、第4四半期の見通しはもっと良くなっていただろう」と、劉永偉会長は決算説明会で述べた。「来年の見通しについては、比較的慎重に見ていく」

第3四半期の純利益は13億3000万ドルで、アナリストの平均予想である11億4000万ドルを上回った。

同社は、2022年第3四半期から電気自動車(EV)事業からの収益が見込まれると述べた。同社は最近、米国で初となるEV工場を買収した。