ミンチー・クオ氏、「AirPods 3」は2021年秋まで発売されないと発言

ミンチー・クオ氏、「AirPods 3」は2021年秋まで発売されないと発言

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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クレジット: 52Audio

アナリストのミンチー・クオ氏は、以前は2021年初頭のリリースを予測していたが、現在ではAppleの「AirPods 3」は2021年第3四半期まで量産されないと主張している。

クオ氏の予測は、「AirPods 3」の画像がリークされ、出荷準備が整ったとの最近の報道から数日後に発表された。しかし、AppleInsiderが閲覧した投資家向けレポートの中で、クオ氏はAppleが2021年第3四半期に生産を予定していると主張している。

アナリストのミンチー・クオ氏は以前、2021年前半の発売を予測していましたが、今回、新型AirPodsの発売が遅れていると示唆しています。クオ氏が月曜日朝に発表したメモには、「AirPods 3」の生産開始が予想より遅れる理由については何も示唆されていません。

クオ氏のメモでは、AirPods全体の売上が大幅に減少するとの予想にも焦点が当てられています。「AirPods 3」が第3四半期に発売されるまで、クオ氏はAirPods Maxの売上低迷を含め、前年比約25%の減少を予測しています。

「2021年第3四半期に量産開始予定の新型AirPods 3の需要が予想を上回れば、2021年第4四半期の出荷台数は前年同期比横ばいの2,300万台を維持するだろう」とクオ氏は言う。

Kuo氏は、「AirPods 3」が現在のAirPods 2に代わるかどうかは不明だと述べています。

「AirPods 3が量産に入った後、AirPods 2の生産が終了するかどうかはまだ判断が難しいと考えています」と彼は続ける。「Appleのジレンマは、AirPods 2を低価格で販売すればAirPods 3の需要に影響が出る可能性がある一方で、より低価格のAirPodsモデルがなければAirPodsの出荷には繋がらないということです。」

クオ氏は、AppleのAirPods市場の縮小によって「大きな敗者」となったのはCompeqやUnitechといったメーカーだと指摘する。市場環境の変化の恩恵を受けるのは、Qualcomm、MediaTek、Realtek、JMicron、Bestechnicといった競合他社向けチップセットメーカーだとクオ氏は指摘する。

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