マイキー・キャンベル
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出典: iFun
金曜日にウェブ上に公開された2枚の写真は、クパチーノにあるアップルの「宇宙船」ビル「キャンパス2」のガラスと鋼鉄のファサードの実物大部分を写したものだという。
iFunの報道によると、写真はドイツの請負業者ヨーゼフ・ガートナーの敷地内で撮影されたもので、材料と組み立てのデモンストレーションのためにスケール通りに作られたメインの「宇宙船」構造のファサードの小さな一片が写っているという。
建設途中の部分は全体のほんの一部に過ぎないものの、Appleが構築しようとしている建物の巨大さを示す上で重要な役割を果たしている。この出版物は、写真ではほとんど確認できないこの部分の曲率から、建物の最終的な大きさを推測できると指摘している。
スチール製の「フィン」(通気口が一体となったひさし構造)が機能するかどうかは不明だ。内部は端の部分で覆われているからだ。しかし、外部の構造はアップルの建築計画に沿っている。
下の写真のように、湾曲したガラス壁の近くにルーバー付きの凹型換気口が組み込まれており、これにより空気の流れが確保され、冷暖房コストを削減できると言われています。Appleの計画によると、建物の4階全てに同じ構造物が取り囲む予定です。
Campus 2 プレゼンテーションビデオのスクリーンショット。| 出典: Apple
模型には、本体の円形デザインに合わせて湾曲した、一体型のガラスパネルらしきものも確認できる。昨年10月にクパチーノ市議会に提出されたビデオの中で、フォスター・アンド・パートナーズの建築家ステファン・ベーリング氏は、巨大な湾曲ガラス部材の使用は建築界初の試みであり、計画されているガラス張りの技術自体がこれまで使用されたことがないと述べている。
Appleのキャンパス2の仮設工事は順調に進んでおり、昨日撮影された航空写真では基礎部分の擁壁と地下階の工事が進んでいる様子が確認できる。CEOのティム・クック氏は、計画通りに進めば2016年までにこの「宇宙船」に移転する予定だと述べた。