アップル、ロンドンで10万平方フィートのスペースをリース

アップル、ロンドンで10万平方フィートのスペースをリース

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22ビショップスゲートは完成すればロンドンで最も高いビルになる(22Bishopsgate.comより)

アップルは、ロンドンの金融街に新たに取得した10万平方フィートの本社オフィスに英国スタッフを集中させる準備を進めている。

タイムズ紙によると、アップルはロンドン金融街にある62階建ての高層ビル「ビショップスゲート22番地」で10万平方フィート(約9,000平方メートル)以上のスペースを賃借した。アップルはこの新オフィススペースをApple Payの開発チームを収容するために利用するとみられている。アップルのオフィスは、保険会社ビーズリー・アンド・ヒスコックスや米国の法律事務所クーリーといった大手企業と隣接することになる。

この建物では、従業員が58階にあるロンドンで最も高い無料パブリックビューイングギャラリーにアクセスできるようになります。1階には、厳選されたアートウォークが設置される予定です。また、ロンドン最大のサイクリングパークとウェルビーイング・リトリートも併設されます。

3年前、Appleはロンドン周辺の8拠点から1,400人の従業員をAppleキャンパスに移転する計画を発表しました。キャンパスは、廃止された石炭火力発電所であるバタシー発電所内に建設されます。42エーカーの敷地は現在、ロンドンの有名なランドマークであるこの建物の再開発のために建設中で、最終的にはオフィスと住宅の両方の用途に利用される予定です。

ビショップスゲートの22のオフィスは、バタシー発電所キャンパスの完成が遅れる可能性を同社が懸念しているため、同社の緊急時対応計画の一部となっている。

バタシー発電所開発会社は、Appleの新オフィスが計画通り完成する見込みであると発表した。Appleは「噂や憶測」についてコメントを控えているものの、2021年からバタシーに本社を構える予定だとみられている。

バタシー発電所の開発は開発業者にとって多額の費用がかかる事業であり、プロジェクト全体で約2,300人の建設労働者が雇用され、1日あたり約200万ドル(260万ドル)の費用がかかります。また、工事の進捗は予想よりも遅く、第2期および第3期の一部が予定より遅れています。