マイキー・キャンベル
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Business Insiderによると、金曜日に発表されたレポートで、状況に近い情報筋は、マイクロソフトの CEO であるスティーブ・バルマー氏が、アップルがデータセンター責任者のケビン・ティモンズの採用を実行した場合、アップルに対して法的措置を取ると警告したと報じている。
ティモンズ氏はレドモンドでの勤務に不満を抱いており、カリフォルニアへの復帰を強く望んでいた。報道によると、アップルに対し、既存のデータセンターの運用コストを削減する計画を提案して仕事のオファーを出したという。マイクロソフトの上司や同僚からは残留を要請されたが、バルマー氏がようやく状況について話し合った際、ティモンズ氏は「態度を崩さなかった」とBusiness Insiderの情報筋は語った。
アップルはティモンズの提案を気に入り、データの専門家を雇うことに同意したが、バルマー氏から法的措置を取ると脅す電話がかかってきたとの噂により、ティモンズ氏との契約は終了した。
ティモンズ氏が4月にアップルに採用され、ノースカロライナ州のデータセンターにある同社のiCloudの監督に任命されたと今年初めに報じられた。しかし、10月12日にサービスが開始された時点では、ティモンズ氏がプロジェクトに携わっていた形跡はなかった。その5日後、ティモンズ氏がシンシナティ・ベル傘下のエンタープライズ・データセンター・ソリューションプロバイダーであるCyrusOneの新CTOに就任したことが明らかになった。
一方、AppleはYahoo!のデータセンターエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めていたスコット・ノートブーム氏を採用したようだ。ノートブーム氏のLinkedInプロフィールによると、10月時点でAppleの「Distinguished Gentleman(著名な紳士)」に選出されている。