CESはMacworldからApple関連の電子機器メーカーを誘致

CESはMacworldからApple関連の電子機器メーカーを誘致

エイダン・マリーのプロフィール写真エイダン・マリー

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Appleが単独でCESに参加する計画がどうあれ、かつてはMacworldのみに参加していたアクセサリメーカーには、ラスベガスで開催されるより大規模なショーの特別セクションで展示する機会が提供されることになる。

CESを運営する全米家電協会のジェイソン・オックスマン氏は今週末、CNETに対し、同協会が展示会場の一部を「Apple関連」の電子機器用に確保していると語った。

担当者は、どの企業名も明らかにしておらず、これらの企業が展示会への参加を取りやめるかどうかについても明確にしていない。しかし、独自のセクションを設ける決定は「2010年の展示会への参加」に関する協議の結果であり、参加企業の多くが前向きな姿勢を示していると説明している。

「この(アップルフレンドリーな)スペースに関していただいたフィードバックに満足しています」とオックスマン氏は語る。

このニュースは、主催者であるIDGにとって問題の多いMacworld Expoを受けてのものだ。Adobe、Belkinなどがサンフランシスコでの開催直前にブースを撤退したのだ。撤退の理由の多くは、ブース運営費や景気低迷とは無関係な戦略的な判断であることが分かっている。

これは、サードパーティとApple自身によるApple特化型のプレゼンテーションからのより広範な転換を示唆している可能性もある。AppleInsiderの情報筋によると、MacメーカーであるAppleはCESに自ら参加する予定であり、関連企業が自らイベントに参加するインセンティブとなるだろう。

オックスマン氏は、アップルがCESに出展するかどうかについてはコメントを控えたが、アップルはすでにCEAの会員であり、同技術推進団体と「長年にわたる関係」を築いていると指摘した。

一方、アップルはそのような方向転換を示唆したことはなく、マックワールド・エキスポからの撤退は見本市の必要性が低下したためだと公に主張している。