フォックスコン、インドに5億ドルの新たな投資を計画

フォックスコン、インドに5億ドルの新たな投資を計画

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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フォックスコンの施設

アップルのiPhone最大手サプライヤーであるフォックスコンは、インド南部カルナタカ州に5億ドルをかけて2つの新工場を建設する予定だ。

フォックスコンは、インドへの多角化によって中国への依存度を下げるべく、アップルと協力してきた。しかし、最近、インド企業との195億ドル規模の共同事業契約を破棄した。

しかしブルームバーグによれば、同社は現在、より緩い労働法を求めてロビー活動を行っているカルナタカ州で2つの新工場に投資しているという。

非公開の情報筋によると、2つの工場のうち少なくとも1つは、iPhoneを含むApple製品の部品製造に特化される予定だ。Foxconnはまもなくこれらの工場を正式に発表すると予想されている。

カルナータカ州当局は以前、フォックスコンが同地域に工場を1つ建設することを承認し、5万人の雇用創出を見込んでいると発表していた。インド当局は2つの工場建設計画についてコメントしておらず、フォックスコンも同様である。

インド政府が承認したスケジュールによれば、フォックスコンの最初の新しいカルナタカ州工場は2024年4月に生産を開始することになる。